空気

じふああ。嫌だ嫌だ。

「空気を読め」
なんて自分を正しくする言葉なんだろう。
そんなことを誰かが言っていました。
有無を言わさず、言われた側が悪くなってしまう。
そんなイメージの言葉です。
みんなが楽しく話しているので私も楽しく話したいと思い、おしゃべりをしました。
でもみんな少し困ってしまったみたい。どうしてだろう。
これが会話。これが空気。この空気がわからない。
だから、周りを見ながら怖がりながら話すようになってしまって、
「空気を読む」が少し窮屈に感じました。
でもみんなの輪に溶け込みたくて、
テレビに出てきたあの人や本に出てきたあのキャラや、
素敵な人の素敵なところの真似をした。
少しはわかったかもしれない。
けれど、これもやっぱり少し窮屈。

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