「白バラは散らず ドイツの良心ショル兄妹」のリデザイン

インゲ・ショル著の「白バラは散らず」をリデザインし、自分で印刷・製本しました。作品を読んで感じた「貫き通す意志と言葉の強さ」を表現するために色はあえて白と黒をメインにし、特に印象強くしたい箇所にタイポグラフィを用いています。表紙の「白」の部分は帯になっており、その帯の下にも絵があります。また表紙はマットな厚紙、帯は光沢紙を使うことで質感の違いを出しました。読んだ人の心に強く訴えかけられる作品になっていれば嬉しいです。

田中和津
/ TANAKA Kazu