ABOUT US

鉾の創建当時、町で人気だった放下僧侶をテーマにした鉾です。
鉾頭は、日・月・星の三光を象徴する州浜と光苔を表す2本の棒があり、
鉾上で稚児舞ができる唯一の操り稚児人形「三光丸」を乗せ、人形ならではの愛らしい舞いが披露されます。 くじ取らずのため巡行は「21番目」。
放下鉾は町名や会所といった古態を残しつつ、進取の気性にあふれた鉾であり、
大正8年(1919年)にはいち早く提灯に電灯を使用しており大正11年(1922年)には放下鉾保存会を設立し、鉾の保存や人材の育成に取り組んでいます。
この保存会が全ての保存会の発端となりました。

GALLERY

POSITION

車方 -くるまかた-


車輪の取り付けや、
かぶらてこ、おいてこ、かけや、ささらなど多種多様な道具を使い、鉾の進路の調整や停止、辻回しの作業を行います。
狭い新町通では細心の注意を払い、電柱、電線、看板などの障害物を微妙な手さばきで鉾の巡行に努めています。

大工方 -だいくがた-


鉾屋根と囃子台を組み立て、修理などの大工仕事をします。
巡行時には屋根に上がり、すさまた棒を用い電線や電柱の障害物を押し退け、安全な巡行の役割をはたす「屋根方」でもあります。

人形方 -にんぎょうがた-


放下鉾の要である稚児人形を動かします。
人形がまるで生きているかのように舞い踊り、見る人々を圧倒させます。

囃子方 -はやしかた-


巡行時、祇園囃子を奏でます。
祇園囃子は、鉦、笛、太鼓の三種類の楽器で奏でられ、祇園祭の一部を彩るものとして古来より脈々と受け継がれており、その曲調、曲目は各山鉾によって異なります。

PLACE

  • 放下鉾保存会

    〒604-8223
    京都府 京都市中京区
    四条新町上ル小結棚町432

    TEL 01234-567-8901

    e-Mail gw20042@dwc.doshisha.ac.jp