同志社女子大学メディア創造学科進級制作展
Neo -ニオ-


『WordsFactory』

PCゲーム

平井舞

有賀ゼミ

12種類のパーツを使って文字を組み立てる、パズルゲーム。
舞台は、言葉を生み出す工場。プレイヤーは従業員の1人となって、まずは送られてくるシチュエーションに当てはまる言葉を考えます。
そして、時間制限以内に考えた言葉(文字)を組み立てます。組み立てて1度出荷した言葉は取り消せません。それは実際の会話や発言でも同様です。
また、タイミングも重要な要素であり、いつ言ったのかは後の状況に影響を及ぼし、ある瞬間を逃すと伝えられる機会はもう二度と巡ってこないかもしれません。
そのような言葉の特性を表現できればと思い、制作しました。


『京都のお食事案内』

WEBサイト

萱野真実

有賀ゼミ

「京都市内、山城地区にある飲食店を集めた情報サイトです。
当サイトは学生向けをテーマに、実際に学生から集めた情報を元にして、お手頃価格かつ駅から徒歩圏内の様々な飲食店の情報を写真と共に掲載しています。
ランチにおすすめな軽めなものや、つい食べたくなるスイーツ、ガッツリとたべられるものまで、多種多様な飲食店をカテゴリごとに分類して掲載しており、気分に合わせてお店を探すことが可能です。
サイト内は余白を工夫しシンプルな見た目に、また統一感のある落ち着いたデザインに仕上げています。

作品ページ


『なんのおにぎり?』

触覚絵本、高さ192x幅290x背75mm

久保真花/

有賀ゼミ

目が見える人も見えない人も楽しめる触覚絵本。なんのおにぎりか触って当てる、立体的な絵本です。
制作のきっかけは、司書課程の授業でした。点字つきの触る絵本は、コストがかかってしまうため少ないということを知りました。
ただ点訳しているだけの本も多く、触って楽しむ本はあまりありません。そこで、視覚障害があっても楽しめる本の制作を決めました。
普段食べものをベチャベチャ触ることはないため、目が見える人も見えない人も同じように楽しむことができると考え、おにぎりをテーマにしています。
工夫したことは、視覚障害や触覚に対するアンテナを張ったこと・実物に近い触り心地にしたこと・のりをつけたこと・安全性に配慮したこと・最後に実際にはないおにぎりを入れたこと・豆知識を入れたこと・表紙裏表紙を曲げわっぱ弁当のようにしたこと・点字をつけたことです。
苦労したことは、どのような触覚絵本にするか決めること・実物に近い触り心地のものを見つけること・本の綴じ方を決めることです。
進級制作展後、京都府立盲学校小学部・大阪府立大阪南視覚支援学校幼稚部に寄付させていただきました。「触り心地が実物と似ていると感じたおにぎりは、どれですか?」「どのおにぎりの触り心地が好きでしたか?」「読書は好きですか?」などのアンケートにご協力してくださっています。
この作品が、視覚障害のある方の楽しい読書につながったり、視覚障害のない方の触覚について考えるきっかけになったりしたらうれしいです。

2年秋学期進級制作(テーマ:時間)『ちょっと未来な習慣化グッズ』

3年春学期グループ制作(テーマ:見たことない図鑑)『失敗図鑑』


『20XX年の魔法プロダクト』

映像のホログラム風投影

K

有賀ゼミ

少し先の未来にありそうな魔法プロダクトを考えました。
実用的なものからそうでないものまで……。もしこのアイテムがあったらこんな風に使ってるな、こんなことしてるなと想像しながら見ていただけると嬉しいです!
【アイテム一覧】
・ねこリングスタンガン:ねこ型のスタンガン。
・思念伝達機(録音式):自分の考えたことを喋らずに伝える道具。
・じゃがいも加工器:じゃがいもを加工して板状にする道具。
・自己暗示ステッカー:強力な自己暗示をかけることができるステッカー。


『ボールゲーム』

アンドロイドゲーム

miZ

有賀ゼミ

端末に内蔵されたジャイロセンサーを用いた簡易的なボールゲームアプリを作成しました。
開発言語はKotlin、開発環境はAndroid Studioです。
画面上に大小の違うボール10個、小さい黒色のボール1個、計11個と黒枠がありますが、これにボールが当たったら跳ね返るようになっています。
また、そのボール自体は端末に内蔵されたジャイロセンサーを感知し、端末を傾けると全てのボールが動くようになっています。
小さい黒色のボールが大小の違うボールに当たると画面左下の数字が増えていき、当たった回数を数えるようにしました。
アプリ起動時から20秒経過すると、画面遷移が起こり、ボールが当たった結果を表示します。
そして、画面下部にある終了ボタンを押すとアプリが終了するようにしました。


『映画「魚の目」WEBサイト』

WEBサイト

仲尾光音

有賀ゼミ

2021年、本学生が監督を務めたインディーズ映画「魚の目」の広報部として活動していました。
広報活動中に開設することができなかったWEBサイトを制作しました。
本映画は制作された後、クラウドファンディングを経て、大阪十三シアターセブンにて公開されました。
映画の本編自体はクラウドファンディングの返礼品もしくは、劇場上映でしか観ることができませんが、SNSを通して映画「魚の目」に触れて欲しいと思います。

作品サイト


『ひとりにひとつの写真展』

WEBサイト

西野綾乃

有賀ゼミ

ひとりにつきただ"1枚"の写真を投稿できるWEBサイトを制作しました。
SNSの発展により、多くの情報を受け取り発信できる世の中になりました。
写真についても同じで、一度にたくさんの写真を発信することができます。
そんな中、もしお気に入りの写真を1枚だけしか選べないとなると何を選ぶのでしょうか。
たくさんの人のお気に入りの一枚とその画像に纏わるエピソードを見て、実際に写真投稿に参加して楽しめるサイトです。
また、写真を選ぶ過程が思い出を振り返る大切な時間になればいいなと思います。

作品サイト


『flash』

映像、2分40秒

大江沙英

有賀ゼミ

日常にある様々なことを気にして、普通の生活をしているだけで疲れてしまうような私の性格を題材に映像を制作しました。
いつもの日常と違う些細な変化や、人との関わりや接し方を常に悩んでしまう方はたくさんいらっしゃると思います。
ついつい生きづらいと感じる方や一人で過ごしているのが楽だと感じる方、そのようなことで身近な人から相談を受けているというような方にも、この映像を見て、そのままの生き方でも良いのだと少しでも思っていただけると嬉しいです。


『Terminus』

PCブラウザゲーム

下山紋佳里

有賀ゼミ

私は思春期の少女の成長をテーマに、儚い世界観を描こうとブラウザゲームを作りました。
ゲームをしていながらも絵本を読んでいるイメージが強くなって欲しいという気持ちから、ノベルゲームっぽくもありつつキャラクターを動かせるゲームになっています。
特に音楽とイラストで静かながら、儚いイメージを表現することに注力したので、楽しんでくだされば嬉しいです!

作品ページ


『F(Re:)EE.』

映像、2分10秒

武田みなみ

有賀ゼミ

新型コロナウイルスの影響で、人々には「考える時間」ができた。社会とは何か。自分とは何か。
考えることで生まれる不安や憂鬱、憤りなどは人々に重くのしかかっている。
この作品は人々が抱える負の感情を疾走感のある音楽に乗せた創作ダンスで代弁することで、人々のフラストレーションを少しでも解消することを目的としたミュージックビデオである。
深く考えることで先が見えなくなってしまっても、いつかその暗闇から抜け出し、前向きに人生を歩んでいくことができるよう、この作品がほんの少しの希望を持つきっかけになることを望む。


『cell』

映像、2分47秒

バヒ

有賀ゼミ

この作品は、新型コロナ感染拡⼤により瞬く間に⾮⽇常へと⼀変したその過程とこれからを、奇妙で不思議な世界として描いた、2Dと3D表現が混在するアニメーションとなっております。
今、私たちの未来がどうなるのかが、新型コロナという未知のウイルスや情報の錯綜などによってさらに分かりづらくなっています。
この作品は、そんな世の中に沿うように、きっちりと決まった最後が描かれていません。観てくださる方それぞれの解釈を大事にしたいと、登場するものたちが受け取り方によって正義にも悪にも捉えられる作品を目指して制作しました。そのため、見方を変えると、また新しい世界が見えてくるかもしれません。
是非最後までご覧ください。


『ねこさんぽ』

ブラウザゲーム

柳井真由

有賀ゼミ

野良猫の散歩をテーマに、Unityを用いて制作しました。
普段ゲームをあまりしない人にも楽しんでもらえるよう、操作はなるべく簡単にし、親しみやすい絵柄を心がけました。
また、EASY、NORMAL、HARDの3つのステージを用意し、ゲームをクリアできるかどうかではなくスコア制にすることで、繰り返し遊んでもらえるようなゲームにしました。


『空を知らない雨』

WEBサイト

吉田万弓

有賀ゼミ

コミュニケーションとパーソナリティをテーマに物語や詩を創作し、イラストと共に掲載するWEBサイトを制作しました。
私自身の経験や、本などを読んで考えたことから、その人の性格(パーソナリティ)によって難しいと感じてしまうコミュニケーションについて扱いたいと思い、このサイトを制作しました。
すべての人に刺さりうる内容ではありませんが、今苦しんでいる人や辛いと感じている人に少しでも寄り添うことのできるものを目指しました。

作品ページ